Q421. 発注者法人に所属し、かつ建築士事務所登録をしていない部署において、建築物の基本設計業務を行いました。実務経歴書の記入の方法やその他必要事項を教えてください。

A. 実務を行った期間により以下の通り対応が異なります。

【実務経歴書に令和2年2月29日以前に行った実務を記入する場合(業務始期が令和2年2月29日以前で、業務終了が令和2年3月1日以降の場合も含む)】
→実務経歴書の各実務の記入欄に実務内容の詳細を記入するとともに「○○建築士事務所と協働で行った」旨を記入してください。

【実務経歴書に令和2年3月1日以降に行った実務を記入する場合】
→所定の申告書を記入し、他の申請書類と併せて提出してください。なおこの申告書は、「設計業務」、「基本計画策定業務」、「工事監理業務」の書式がありますので、該当する業務の書式をご使用ください。なお、実務経歴書に「○○建築士事務所と協働で行った」旨を記載しなくても可です。

※申告書では、所属部署の要件として、建築士が在籍していること、かつ指導する立場の建築士が実務経歴書に記入した実務で、最も新しい実務の終了日から遡って3年以内に建築士定期講習を受講していること等を定めています。これらの要件を満たさない場合は、実務経験として認められません。