新たに免許登録を行う方・新規申請(令和2年以降の試験合格者)

1. 申請概要

一級建築士の免許登録申請(新規)から免許証明書交付までの期間は、申請からおよそ3カ月です。免許交付の流れをご確認ください。

免許登録申請に関するご留意点

  1. 申請書類一式を建築士会に提出した後、建築士会および本会にて審査を行います。審査の結果、免許登録要件に適合しなかった場合は申請書類一式を返却します。
  2. 審査段階で、書類の内容について申請者または証明者にお電話等で確認させていただくことがあります
  3. 免許登録要件に適合しなかった場合、申請者は免許登録税および申請手数料の還付請求が可能です。また、免許申請書に貼り付けた「登録免許税納付書領収書」および「払込受付証明書」については、登録要件を満たした後に改めて申請をする場合もご使用できます。(原本の紛失にご注意ください。)

令和2年以降に建築士試験を合格された方は、下記の通り申請をしてください。

※令和元年以前に合格された方は、免許申請(新規登録)令和元年以前合格者用ページをご確認ください。

免許登録の新規申請に関する動画

免許登録の新規申請について、申請概要や実務経歴書・実務経歴証明書の記入時の注意事項等について、解説動画を掲載しました。実務経歴書、実務経歴証明書を作成の際の参考にして下さい。

1. 建築士免許登録における新規申請の概要
2. 実務経歴書の基本ルール
3. 実務経歴書の記入時の注意事項 
①設計、②工事管理、③指導監督、④調査・評価
4. 実務経歴書の記入時の注意事項 
⑤施工管理
5. 実務経歴書の記入時の注意事項 
⑥建築確認、⑦消防同意、⑧建築行政、⑨住宅行政、⑩都市計画
6. 実務経歴書の記入時の注意事項 
⑪教育、⑫研究、⑬大学院、⑭その他
7. 実務経歴証明書の作成について

2. 申請方法と提出先について

免許登録申請に必要な書類については、学歴による申請の場合、資格(二級建築士または建築設備士)による申請の場合など、場合ごとに異なります。詳しくはこちらのフロー図でご確認ください。

2-1. 対面申請・郵送申請

現在お住まいの都道府県の建築士会へご提出ください。

都道府県建築士会所在地一覧

※書類をご持参する場合は、提出先建築士会の受付日時等を必ず確認してください。

◆注意◆

  • 書類不備、添付書類不足等の場合は受付できません。
  • 代理人による申請はこちらをご覧ください。
  • オンライン及び対面による申請がいずれも困難な場合は、現在お住まいの都道府県の建築士会に個別にご相談ください。

2-2. オンライン申請

一級建築士の免許登録申請については、オンラインによる申請も受け付けております。

■初めての方

初めてオンラインで、一級建築士の免許登録申請(新規登録)をする方はこちら

■既にマイページをお持ちの方

既にオンライン申請用「マイページ」をお持ちの方はこちらからログインできます。

※申請方法や注意事項等のマニュアルはこちら

3. 必要書類

免許登録における申請書式については、以下の通りです。書類に不備がある場合、再提出をお願いすることがありますので、記入要領、記入例、各欄の注意事項をよくご確認のうえ、書類を作成してください。

1. 一級建築士免許申請書(令和2年以降試験合格者用)
記入要領や記入例をよくご確認のうえ、作成してください。

〔A4版〕
(書式PDF)(書式Excel(β版))(記入例(PDF))
2. 一級建築士住所等の届出〔A〕
記入要領や記入例をよくご確認のうえ、作成してください。

〔A4版〕
(書式PDF)(書式Excel(β版))(記入例)《都道府県コード国名コード

【氏名の漢字に旧字・外字を希望される方】
※旧字・外字の字体が明記されている住民票(または戸籍抄本・謄本)の写しの提出が必要です。
※旧字・外字の記入がパソコン等で入力できない場合は、手書きでご記入ください。「1.申請書」と「2.住所等の届出〔A〕」に記入する際は必ず字体を統一してください。
3. 本籍の記載のある住民票の写し(原本)
【注意事項】
※マイナンバーや住民票コードの記載がないもの
※本籍地が記載されているもの
※発行の日から6ヶ月以内のもの
※外国籍の方はこちらをご覧ください
4. 証明写真 2枚 (2枚とも同じ写真)
以下の内容をご確認のうえ、「1.申請書」と「2.住所等の届出〔A〕」に貼付してください。
顔写真不備の申請が増えております。顔写真に関する注意事項(こちら)も必ず確認してください。
・縦45mm×横35mm
・無帽・無背景・正面
・6ヶ月以内に撮影したもの など

【注意事項】
※顔の表情やピント等が適切かを必ずご確認ください。
※「1.申請書」、「2.住所等の届出書〔A〕」を紙媒体で記入・作成する場合、貼り付ける顔写真は写真印画紙にプリントしたものを使用してください。
※「1.申請書」、「2.住所等の届出書〔A〕」をExcel書式で入力・作成する場合、顔写真欄に写真ファイルを貼付けしてください。

【オンライン申請をする際の注意事項】
オンライン申請の際は、「1.申請書」、「2.住所等の届出書〔A〕」の顔写真欄に貼り付けた顔写真ファイル1部(JPEG形式。写真の画像サイズ:(推奨)縦915ピクセル、横665ピクセル)の提出が必要です。
5. 登録免許税納付書の領収証書〔士法第5条、登録免許税法第2条、第9条〕
60,000円 (必ず申請者名で納付してください)
※詳細・注意事項はこちらをご覧ください。
※納付後、「領収証書(原本)」を「1.申請書」の第三面に貼付してください。

【オンライン申請をする際の手順・注意事項】
①、オンライン申請後、「審査に必要な書類提出が完了しました」旨のメール着信を確認する(当該メールは、アップロード後、数日~数週間かかることがあります。)。
②、①メール確認後、申請手数料の払込受付証明書と併せて「1.申請書の第三面(原本)」を受付窓口(住所地)の建築士会にレターパックプラスにより郵送する。
※レターパックプラス以外で送付された場合の郵便事故等には、本会及び建築士会は一切責任を負いません。また、メール着信前の受付窓口の建築士会への郵送は絶対に行わないでください。
6. 申請手数料の払込受付証明書 〔士法施行令第3条〕
28,400円 (必ず申請者名で納付してください)
※詳細・注意事項はこちらをご覧ください。
※納付後、「領収証書」の原本を「1.申請書」の第三面に貼付してください。

【オンライン申請における手順・注意事項】
「登録免許税納付書の領収証書」の内容と同じです。
7. 合格通知書のコピー
申請時にご提出ください。
8. 本人確認ができる公的な身分証明書のコピー
以下の書類のコピーをご提出ください。

<1点でよい書類>
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード(通知カードは不可)、宅地建物取引士証等

<2点必要な書類(AとBから1点づつ又はAから2点)>
A・健康保険・国民健康保険・共済組合員証 ・国民年金、厚生年金、共済年金手帳(証書)等

B・会社等の身分証明書(写真付きのもの)等

※上記以外の書類はこちらをご覧下さい。

【注意事項】
※鮮明に複写してください。顔写真が不鮮明等の場合は、再提出をお願いすることがあります。
マイナンバーカードを身分証明書として使用する際は、表面のみコピーしてください。(マイナンバー法 第19 条より、マイナンバーカードの裏面は、マイナンバーを利用することが法律上認められた手続き以外では、コピーを取る事ができません。)
健康保険証等のコピーを本人確認書類として使用する場合、被保険者記号・番号や保険者番号等を黒色でマスキングしてください。マスキングの例はこちらをご覧ください。
※介護保険被保険者証はマスキングの必要はありません。
9. 学歴・資格等に関する書類
■学歴要件で免許登録申請をする方
令和2年以降に初めて一級建築士試験を受験した方で、受験申込時に提出した学歴証明書類に変更がなければ、証明書類を提出する必要はありません。
令和元年以前に受験経験がある方は、学歴を証明する書類を提出してください。
・一級建築士試験は資格要件(二級建築士又は建築設備士)で受験し、免許登録は学歴要件に変更して申請することは可能です。その場合は、学歴を証明する書類を提出してください。
・学歴を証明する書類の詳細及び外国大学を学歴とする場合はこちら

■資格要件で免許登録申請をする方
令和2年以降に初めて一級建築士試験を受験した方で、受験申込時に提出した資格証明書類に変更がなければ、証明書類を提出する必要はありません。
令和元年以前に受験経験がある方は、下記①、②のいずれかに該当するものを提出してください。

①二級建築士の場合:
二級建築士免許証(免許証明書)のコピー(A4サイズで印刷してください)
※二級建築士免許証明書の再交付等の手続期間中の場合は登録証明書でも可。

②建築設備士の場合:
建築設備士登録証又は建築設備士試験合格(又は建築設備士講習受講)証書のコピー(A4サイズで印刷してください)
※紛失の場合は、(公財)建築技術教育普及センターで証明書の発行を受けて提出してください。
10. 実務経歴書(必ずご確認ください)
実務経歴書については、こちらを参照ください。
11. 実務経歴証明書(必ずご確認ください)
実務経歴証明書については、こちらを参照ください。
12. チェックシート(実務経歴書、実務経歴証明書)
チェックシートを提出してください。
実務経歴書と実務経歴証明書をそれぞれ複数作成した場合であっても、各チェックシートはそれぞれ1枚で結構です。

提出理由等については(PDF)

【実務経歴書】 ※全員共通です。
①実務経歴書チェックシート(PDF)

【実務経歴証明書】 ※②~⑤のうち該当するものを選択して記入して下さい。
②実務経歴証明書チェックシート(建築士事務所)(PDF)
③実務経歴証明書チェックシート(建築士事務所以外の法人)(PDF)
④実務経歴証明書チェックシート(行政・独立行政法人)(PDF)
⑤実務経歴証明書チェックシート(教育機関)(PDF)

【住所等の届出】 ※提出不要。
⑥一級建築士の住所等の届出セルフチェックシート(提出不要)(PDF)
13. 旧姓または通称名の併記に関する確認書類(希望する方のみ)
旧姓・通称名併記を希望する方のみ、旧姓・通称名が記載されている、下記のいずれかを提出してください。
・住民票の写し(原本)(上記3と同一でも可能)
・戸籍謄本(抄本)(発行から6カ月以内のもの)

【注意事項】
住民票の写しは旧姓・通称名併記の手続きを経て旧氏欄に旧姓、通称名欄に通称名が入ってるものに限ります。
14. 管理建築士講習修了証のコピー(希望する方のみ)
二級・木造建築士の資格で受講した管理建築士講習の修了履歴を、
・一級建築士名簿への記載を希望する方
・一級建築士免許証明証裏面への記載を希望する方
のみ必要です。
※一級建築士免許証明書の交付後、新たに法定講習の修了履歴の印字による記載を希望する場合、一級建築士免許書換え交付申請(5,900円)が必要になります。

4. 受付期間と処理期間

随時受け付けます。

申請書の提出から免許証明書の交付まで、通常3ヵ月程度かかります。

なお、申請された実務経験について、対象となる実務として判断が難しい場合は、本会が設置する実務経験審査委員会で審査するため、通常よりもお時間を要することがあります。

5. 交付方法

実務経験等の審査の結果、登録要件が認められ、免許証明書を作成しましたら、その旨をハガキで通知いたします。

免許証明書は、建築士会の窓口で交付する「対面交付」と、レターパックプラスによる「郵送交付」があります。

交付に関する詳細は、申請した建築士会にお問い合わせください。

◆窓口での対面交付の場合、以下のものをご持参ください◆

  • 交付通知ハガキ
  • 印鑑(認印可)

◆郵送による交付をご希望の場合、以下の方法で送付します◆

レターパックプラス

※令和6年10月1日の郵便料金改定に伴い、新料額(600円)のレターパックプラスを提出・同封してください。

※レターパックライトは、ポスト投函により紛失の恐れがあるため使用できません。

※オンラインにより免許登録申請をする場合、申請後に審査に必要な書類提出が完了した旨のメール受信後に「登録免許税納付書領収証書(原本)」「申請手数料払込受付証明書(原本)」と併せて「交付用レターパックプラス(郵送先(確実に受取可能な住所(勤務先の場合は所属部署明記)、氏名、電話番号)を記入したもの)」を同封してください。

※建築士会窓口で対面申請される方は、申請時に「交付用レターパックプラス(郵送先(確実に受取可能な住所(勤務先の場合は所属部署明記)、氏名、電話番号)を記入したもの)」を提出してください。

※郵送により免許登録申請をする場合、申請書類と併せて「交付用レターパックプラス(郵送先(確実に受取可能な住所(勤務先の場合は所属部署明記)、氏名、電話番号)を記入したもの)」を同封してください。

代理人による受理はこちらをご覧ください。